第10回日本整形外科超音波研究会

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 猛暑の名古屋へ多数のご参加ありがとうございました。

のべ700回ast update on July 4,1999



第10回研究会事務局
   466-8550 名古屋市昭和区鶴舞65
   名古屋大学医学部整形外科
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日本整形外科超音波研究会事務局
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   大阪医科大学整形外科学教室内
   日本整形外科超音波研究会事務局
   専用Fax. 0726-82-8003


第10回日本整形外科超音波研究会を開催するにあたって

                    名古屋大学医学部整形外科 長谷川幸治

 第10回日本整形外科超音波研究会を名古屋で主催するにあたり皆様にご挨拶申し上げます。

 超音波の最大の長所として被爆がないこと、リアルタイムに診断可能なこと、ダイナミックな診断が可能であることがあります。超音波診断装置の開発によりさらに鮮明な解剖学的・形態学的評価、三次元評価が可能となりました。また最近ではパワードプラー法により指先や前脊髄動脈の血流評価も可能となってきました。したがって画像診断として乳児・小児股関節や脊椎・脊髄および肩関節など超音波診断が不可欠である病態とMRIなどの他の画像診断の方が優れている場合も明らかとなってきました。

 本研究会では超音波研究会の発足から10年の節目となるような企画を予定しました。主題は「超音波診断の適応と限界」としました。脊椎・脊髄、肩関節、股関節、その他の4つに分けました。発表・討論時間も十分に取り、MRIなどの他の画像との比較で超音波が必須であることをや肩関節や股関節前方アプローチ法の診断基準などを作成できればと考えております。また特別企画として「インターネット討論」を試験的におこないます。

 特別講演は滋賀県立小児保健医療センターの鈴木茂夫先生にお願いしました。超音波診断においても独創的で創造的な研究をされています。「乳児・小児における股関節超音波診断の適応と限界」について臨床的着眼点と病態との関係についてお話をうかがうことができます。

 本研究会が参加される皆様のご協力をえまして成功するようにスタッフ一同懸命に努力いたします。御多忙中とは存じますが暑い名古屋の夏を吹き飛ばすホットな議論を期待しています。